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子供の頃には 別れというのは 今程は痛手にならなかった気がする。 今日は姪(3歳)がこう云った。 「○○クンがねぇ、 遠いところに行っちゃったんだー」 別に寂しそうな風でもなくて、 次の瞬間には幼稚園で仲のいい子の話をしている。 一緒にいた姉も 「子供には執着がないよねー。 来る者拒まず、去る者追わず。 自然体でそうだから凄いよねー」 と、云った。 いつから別れが重いものになったんだろう。 別れがつらいから 感動するような人との素晴らしい出会いも そう嬉しいものにはならない。 友人や身内を何人も亡くしている身としては 別れというのは それこそ一生会えないものにもなる得るとも 身をもって理解しているので その別れを想像して怯えてしまう部分も多くある。 その時、私はどうなるのか。 2000年の時と同じく、 自分も投げ出してしまう程 無意識になってしまうんだろうか。 そんな風にいろいろと。 自分が去ったこと、 去ってしまった者、モノ。 その時の采配は それこそ運命のようなものなんでしょう。 過去は、過去。 今でも 未来でもない。 今、私が仮に姪の前からいなくなっても 何もなかったかのように 「いなくなっちゃったのー」 と、彼女は云って、次の日を迎えるに違いない。 寂しい風でもなく、 でもすっかり忘れているわけでもなく、 冷たいわけでもなく。 また 姪から教えられた。 そういう人に自然になれたら 本当に大人になったと云えるんだろうな。 まぁそれだけじゃないけど。 先は長いだろうけど、 さぁ、ゆるりと参りましょうか。
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